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KiRaRi 波瀾万丈シリーズ第1弾:藤澤雅子先生

~同窓生初の歯学博士誕生! 藤澤雅子先生~

同窓生の皆さんは、小樽歯科衛生士専門学校で、生き生きと教鞭をとられていた藤澤先生を覚えていらっしゃいますか?現在は、札幌の吉田学園医療歯科専門学校の学科長として、お忙しい日々を送っていらっしゃいますが…実は今年3月、めでたく北大大学院の博士課程を修められ、歯学博士となられました。今回は、お忙しい中、時間を割いて、我々の突撃取材に快く応じてくださいました。

Q:藤澤先生が高校を卒業されてから進まれた学業成就までの道のりを教えて下さい。

A:高校卒業後、小樽の歯科衛生士学院に進み、卒業後は札幌の歯科医院で臨床を7年経験しました。その後、小樽歯科衛生士専門学校の専任として5年教職に就き、思うところもあり、夢の女子大生(?!)を経験するぺく、北星大学に入学し、4年後、認定心理士の資格をいただきました。

しかし認定心理士になるための実習を受けたものの、どうもこの職業は性に合わない気がして、ためらっていた折も折り、久しぶりに母校で歯科衛生士の学生教育に復帰する機会に恵まれ、それぞれの学生の成長ぷりには目を見張るものがあり、感動すら覚えました。やはり、教育の仕事が自分は好きなんだ!そう確信いたしました。

その後、北大の病理学講座に入り、2年聞研究を積んだのち、大学院博士課程を受験し、合格後は森田学教授のもとで4年間、研究させていただき、歯学教育についての論文が審査を通り、歯学博士をいただきました。

Q:博士課程を修めるにあたって、一番楽しかったこと、辛かったことはどんなことでしょう?

A:辛かったことは、仕事を終えたあと、夜遅くまで勉強しなければならなかったことでしょうか。一番やりたいことが、一日の終わりまでできないことが大変辛かったですね。楽しかったことは、大学に行き、尊敬する教授の方々の講義を拝聴できることでした。それはワクワクと胸踊る時間でもありました。

Q:今後の夢、などございましたらお聞かせください。

A:歯学教育を更に活かすため、大学の教授になりたいですね!

Q:小樽歯科衛生士専門学校の同窓生には、まだ、3年制を卒業した同窓生はおりませんが、1年制、2年制時代の歯科衛生士免許をお持ちの同窓生に向けて、歯学教育の第一人者となられた藤澤先生からのアドバイスをお願いします。

A:しばらく現役から遠ざかっていた歯科衛生士が復帰しようとした時、歯科スタッフや患者様はあなたに何を求めているでしょう?手早くきれいにPMTCができるようになることやホワイトニングに使うカスタムトレーが作れるようになることでしょうか?

…最新の知識や技術を学び取ることも大切ですが、歯科スタッフや患者様が一番あなたに期待するのは、コミュニケーション能力ではないかと思います。社会人として、妻として、母として、あるいは嫁として、いろいろな経験を積んできたからこそ培われたコミュニケーション能力は若い人たちのお手本となる貴重な能力です。
自分の役割分担を心得て、歯科医師、歯科スタッフ、患者様との架け橋になることで、まだまだその能力を歯科医療の現場で活かしていただきたいと思っています。

ホップ→平成2年~札幌の北星大学の社会福祉学科心理学コースに入学
ステップ→平成l3年~北海道大学 口腔医学 口腔病理学講座研究生 向後教授に師事
ジャンピンぐぅ~!→平成16年~北海道大学大学院 口腔医学 口腔健康学講座 森田教授に師事