ホーム | 同窓会便り KiRaRi | KiRaRi 第6号

KiRaRi 波乱万丈シリーズ第4弾

今回は1期で現役の歯科衛生士 高瀬佳子さんにスポットをあてて
今まで歩んできた今の心境を寄せていただきました。

「人間万事塞翁が馬」

歯科衛生土の資格を取得して43年、現在の歯科医院に勤務して20年が経ちました。60歳を機に「退職」という言葉がちらつきましたが、「頭と体が大丈夫であれば、定年はない!」との院長の言葉に、現在も現役で働いています。これを機会に、自分の半生を振り返ってみたいと思います。

学院に入学した動機は、高校3年生の時先生から「小樽に歯科衛生士専門学校ができるぞ!一期生はいいぞ!」と言う、勧めで受験しました。卒業し、資格を取得後、小樽市内の歯科医院に勤務しました。

中学校の同窓会の幹事を引き受け出席したところ、夫と知り合いました。夫は、東京の会社に勤務していましたが、何度か会っているうちに、結婚することを決めました。住まいを船橋市に移し、私達の結婚生活はスタートしました。私は、折角とった資格を活かしたいと考え、船橋市にある歯科医院に再び歯科衛生士として勤務するという共稼ぎの道を選びました。私は、第1子を出産するまで歯科医院に勤務し、出産後も、パートで働きました。

夫が30歳を過ぎた頃、勤めていた会社が倒産し、Uターンしてきました。小樽に戻ってきた私は、再び小樽の歯科医院に常勤職で勤務することが出来ました。この時ほど、資格のあることを「良かった」と感じたことはありませんでした。

夫は仕事に恵まれず、体をこわし働けなくなったのを機に主夫に転身しました。最初は少し抵抗がありましたが、家に帰ると夫のつくった晩御飯が出ていて、食べてみると、どの料理もおいしく、私は、現在「食べる人」に徹しています。同時に、私の体調管理もまかせています。私が太った時も、夫の料理で10kgの減量に成功しました。私が言うのも何ですが、夫の料理の才能は「すばらしい!」の一言に尽きます。私のベスト・パートナーです。

これまでを振り返り、結婚・出産・転職などを機に、歯科衛生士の仕事から離れている方もいらっしやると思いますが、私は気がつくと43年間、歯科衛生士の仕事を一生していたことになります。これもひとえに、夫が私の陰でサポートを引き受けてくれたことが、今も現役で働いていけることだと感謝しています。これからの人生も、私をいつも支えてくれる夫と共に、心にゆとりのある生活を続けて生きたいと思っています。